私が韓国の方にお金をPayPayで送金をして、その方に頂いたメッセージが、「よく頂きました」でした。ん~違和感を感じる…。
これは彼女の国の表現をそのまま日本語にしたいい方でした。韓国語は「よく」をいろんなところで使えますよね。便利な言葉です!この便利な言葉を日本語ではそれほどは使えないのが残念です。
私の嫁ぎ先が韓国なので、すぐに韓国表現であることに気づきました。
私も韓国で、韓国にない表現をそのまま韓国語にして、使いまくっていました。
では、こんなときの日本語表現は、どう言えばいいでしょうか。いっしょに考えてみましょう。

お金を受け取ったときのメッセージ表現
日本語は、どこで誰に使う日本語なのかで少しずつ違ってきます。
ここが、日本語会話の難しいところですよね。
今回の場合は、私は50代で彼女は30代で、20歳ぐらいの年の差があります。
私は彼女に、ときどきアルバイトをお願いしています。そのアルバイト代をPayPayで送っています。
では、このような関係での「お金の受け取りメッセージ」はどのような表現が適切でしょうか。
①「ご送金頂きありがとうございます。先ほど、受け取りました」
②「ありがとうございます。確かに受け取りました」
③「受け取りました。ありがとうございます」
個人的なお金の受け取りの場合は、こんな感じで十分だと思います。
みなさんは、どう思いますか?
仕事上で、お金を受け取った場合の表現
では、仕事上でのお金の受け取りのあいさつは、どのようにしたらいいでしょうか。
お金の受け取りに使える言葉としては、
【書き言葉】
・拝受しました
・受領しました
拝受は受領の謙譲語なので、受領もっと堅い表現になります。
取引先や関係が深くない相手に使う表現です。
オーソドックスな表現は「受領しました」です。
個人的な意見ですが、お仕事では「受領しました」でいいのではないかと思います。
【話し言葉】
・頂戴しました
・領収しました
・賜りました
・拝領しました
一番よく聞く言葉は、「頂戴(ちょうだい)しました」です。個人的な意見ですが、「頂戴しました」一択でいいと思います。
まとめ
敬語のなかでもビジネスで使う敬語は、さらに難しさを感じます。日本人の私も知らないことばかりです。私は間違うことはあると思っています。みなさんには、間違いを繰り返しながら成長していくのだと思うことを勧めています。では、仕事で使う日本語のSkliiupにお役に立ててください~~。