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【日本語中級者〜】美化語「お」の意味と使い方を徹底解説!シリーズ④

まる
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こんにちは~。毎日少しずつ日本語のまるです!

たくさんの方が『お』シリーズを読んでくださっていますが、今日はシリーズの最終回です。読んでくれた皆さん、本当にありがとうございます!

「お」は日本語の土台と言っても過言ではありません。このシリーズを読んでくれた皆さんは、確実に「お」を使いこなせるようになっているはずです。

今回のシリーズ④では、美化語に付く「お」を解説します。美化語は、敬語の中でも最も身近で、日常会話でよく使われます。

美化語の「お」をマスターして、さらに日本語に磨きをかけましょう~!(^^)!

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美化語(びかご)とは

漢字の意味からもわかるように、美しく変化させ言葉です。

尊敬語や謙譲語は、相手との上下関係や敬意を表現するために使うものですが、美化語は、言葉を単に丁寧に、美しくするための言葉です。

簡単に言うと、「誰にでも使える丁寧で美しい言葉」です。目上や、友達、家族に対して使うことができます。

美化語は誰が使う?

美化語は、老若男女が使う言葉です。特に、女性は生活全般で美化語を使うと言っていいでしょう。女性は一般的に美化語を使うことが多いですが、男性は女性ほど美化語を使わない人も多いです。

女性:お弁当・お酒・お風呂・お金
男性:弁当・酒・風呂・金

女性が一般男性の水準で美化語を使うと、男性っぽい、粗い印象になる可能性があります。

どちらにしても「お」がつく言葉をたくさん知っておくと、尊敬・謙譲・美化語として使い分けができて役に立ちます。

美化語の「お」がつく言葉

「お」シリーズ①で少し触れましたが、美化語の「お」は主に名詞です。

初級の教材を見ると、「お金」「お菓子」「お祈り」「お酒」「お花見」「お風呂」「お弁当」「お寺」などの美化語が紹介されています。

名詞の美化語

  • お弁当:お弁当を買う。
  • お 水:お水をください。
  • お砂糖:お砂糖を入れますか?
  • お醤油:お醤油、入れる?
食物
たべもの
お米(こめ)/お刺身(さしみ)/お豆(まめ)/お豆腐(とうふ)/お鍋(なべ)
お味噌(みそ)/お塩(しお)/お酢(す)/お団子(だんご)/おつけもの
お肉(にく)/お魚(さかな)/お芋(いも)/お野菜(やさい)/お寿司(すし)
お雑煮(ぞうに)/おみかん/おつゆ/おうどん/おそば/おつまみ/お惣菜(そうざい)
飲物
のみもの
お飲物(のみもの)/お紅茶(こうちゃ)/お味噌汁(みそしる)/お薬(くすり)

もの
お箸(はし)/お茶碗(ちゃわん)/お皿(さら)/お化粧品(けしょうひん)
お布団(ふとん)/お土産(みやげ)/お買物(かいもの)/おつり/お財布(さいふ)
お化粧品(けしょうひん)
場所
ばしょ
お台所(だいどころ)/お便所(べんじょ)/お部屋(へや)/お家(いえ)
お風呂(ふろ)/お庭(にわ)/お外(そと)/お空(そら)/お墓(はか)
お座敷(ざしき)

からだ
おなか/お尻(しり)/おへそ/お肌(はだ)/お通(つう)じ
漢語
かんご
お洗濯(せんたく)/お掃除(そうじ)/お化粧(けしょう)/お食事(しょくじ)
お料理(りょうり)/お勉強(べんきょう)/お給料(きゅうりょう)
お献立(こんだて)/お勘定(かんじょう)/お正月(しょうがつ)
お歳暮(せいぼ)/お天気(てんき)/お葬式(そうしき)/お夕飯(ゆうはん)
お散歩(さんぽ)
その他
そのた
お見合(みあ)い/お相手(あいて)/お昼(ひる)/お使(つか)いお友達(ともだち)
お値段(ねだん)/お線香(せんこう)/お加減(かげん)/お会計(かいけい)
お勘定(かんじょう)/お申(もう)し込(こ)み/お知(し)らせ
お持(もち)ち帰(かえ)り/お付(つ)き合(あ)い/お問(と)い合(あ)わせ
お出迎(でむか)え/お見送(みおく)り/おもてなし/お返(かえ)し
いろいろな名詞の美化語

形容詞の美化語

例)

お暑い

→ 夏のあいさつなどで、相手を気づかうときによく使われます。

  • 例文
     「毎日お暑いですね。」
     「お暑い中、お越しいただきありがとうございます。」

お寒い

→ 冬のあいさつや、冷え込みを伝えるときに。

  • 例文
     「お寒いところを、わざわざおいでいただきありがとうございます。」
     「お寒い日が続きますので、風邪をひかれませんように。」

お高い

→ 値段が高いことを丁寧に、やや遠回しに言う表現。

  • 例文
     「この商品は少々お高いですが、その分品質は確かです。」
     「ここは少しお高いレストランですが、特別な日にぴったりですよ。」

お安い

→ 値段が安いことをやわらかく伝える表現。

  • 例文
     「こちらはとてもお安いので、気軽に試していただけます。」
     「お安いとはいえ、品質には自信があります。」

お得

→ 「得(とく)」を丁寧に言い、プラスの印象を強める表現。

  • 例文
     「今なら2点セットでご購入いただくと、とてもお得です。」
     「このカードを使うとポイントがたまってお得ですよ。」

美化語「お」の上手な使い方

カジュアルな会話では、美化語の「お」の使用は任意です。使っても、使わなくても、大きな問題にはなりません。ただ、フォーマルな日本語を使う場合は美化語を適切に使いましょう。

「先生は、お酒を召し上がりますか。」◎
「先生は、を召し上がりますか。 」✕

「先生、お酒をお注ぎします。 」◎
「先生、をお注ぎします。 」✖

「召し上がります」は尊敬語です。「お注ぎします」は謙譲語です。尊敬語、謙譲語を使った日本語には美化語を一緒に使うと、言葉のバランスが整います。

尊敬語・謙譲語・美化語の使い分け

言葉によっては同じ言葉でも「お」の意味が違います。尊敬の意味になる場合、謙譲の意味になる場合、美化語の意味の場合があります。

言葉「お」の種類例文
お知らせ尊敬わざわざお知らせ頂き、ありがとうございます。
謙譲私からお客様にお知らせいたします。
美化語今月の水道料金のお知らせ
おもてなし尊敬心のこもったおもてなしを頂き、誠にありがとうございました
謙譲大したおもてなしもできず大変申し訳ございません
美化語日本人のおもてなし
尊敬きれいなお肌ですね。おうらましいです。
美化40代からのお肌管理法
同じ言葉で意味が尊敬語・謙譲語になる例文

美化の意味がなくなった「お」

「お」を付けて、言葉を美化する役割であったものが、だんだん1つの言葉として認識されるようになった言葉もたくさんあります。なので、美化語として使うのではなく、一つの言葉としての感覚で使っています。

「お」を取ってしまうと意味が通じなかったり、別の意味の言葉になります。例えば、「おかず」は、「かず」といっても通じません。「おにぎり」を「にぎり」というと、お寿司の意味になります。

おにぎり

にぎり

まとめ

4回にわたって、日本語接頭辞「お」の役割について解説してきました。

  • シリーズ①:「お」の基本的な役割を理解しました。「お」がつく言葉、つかない言葉、どんな言葉に「お」がつくのか、つかないの知識を深めました。
  • シリーズ②:「尊敬語」に付く「お」を学びました。尊敬語の意味と、使い方を名詞、形容詞、動詞別に勉強しました。
  • シリーズ③:「謙譲語」に付く「お」を学びました。謙譲語の意味と、使い方を名詞と動詞別に勉強しました。
  • シリーズ④(今回):言葉を美しく上品にする美化語の使い方と、尊敬語、謙譲語、美化語の使い分けのスキルアップを図りました。

いかがでしたか?

「お」は、日本語の丁寧さや美しさを表現する上で非常に重要な役割を果たします。このシリーズを読んでくれた皆さんが、これらの知識を活かして、より自信を持って日本語を話せるようになることを心から願っています。

これからも一緒に日本語の勉強を頑張りましょう!

💖💖「お」シリーズ💖💖
(●ˇ∀ˇ●)【敬語の基礎】日本語「お」がつく言葉と、つかない言葉┃「お」シリーズ①


(❁´◡`❁)【n3~ビジネス日本語】「お」シリーズ②「お」の意味完全ガイド┃尊敬語編

(●’◡’●)【n3~ビジネス日本語】「お」シリーズ③「お」意味と使い方完全ガイド┃謙譲語編


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