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【n3~ビジネス日本語】「お」シリーズ②「お」の意味完全ガイド┃尊敬語編

🌸こちらは【敬語の基礎】日本語の「お」がつく言葉と、つかない言葉シリーズ①つづきです。合わせてご覧ください~。

日本語がだんだん聞きとれて、話せるようになると、言葉の前につく「お」をつけることが多くなります。これは、初級から中級にレベルが、アップしている証拠です。

ですが、「お」を使って会話をしたり、メールを書いたりしながら、不安な気持ちになることはありませんか。

「お」は、よく敬語(けいご)に使いますが、敬語には尊敬語と、謙譲語と、美化語があって複雑です。

それで、今回は「尊敬語(そんけいご)」の「お」に絞って、紹介をしようと思います。「お」の使い方に自信をつけて、日本語会話を楽しみましょう~!(^^)!

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尊敬語(そんけいご)を誰に使う?どうして使う?

尊敬語(そんけいご)は、敬語の中の一つです。敬語には、尊敬語のほかに、謙譲語(けんじょうご)、丁寧語(ていねいご)、美化語(びかご)があります。

「お」は、尊敬語の意味で使うときもあれば、謙譲語、美化語の意味で使うときもあります。同じ「お」で意味が違うわけです。

📌尊敬語は、お客様や上司、目上の人に関することや物、する行動に使います。尊敬語を使うことで、尊重(そんちょう)する気持ちが伝わり、失礼がないコミュニケーションをすることができます。

例えば、ホテルのフロントで、お客様に名前を書いてもらうとしましょう。このときに「ここに、名前をお願いします」と言うより、「こちらに名前をお願いします」と言った方が、丁寧さがもっとUPします。

「お」の使い方

尊敬語の意味で使う「お」は、名詞・形容詞・動詞の全部の品詞で使います。

「お+名詞」のパターン

まず、名詞につく「お」からみていきましょう。

▪「住い」という名詞があります。意味は、「住んでいるところ(場所)」と言う意味で、家と同じ意味です。相手に関することを聞くので尊敬語にします。

住いは、どこですか。 
住いは、どこ(どちら)ですか。 

▪年も、相手に関することを聞くので、尊敬語にします。
は、いくつですか。 
いくつですか

▪荷物は、相手の物なので、尊敬語にします。
荷物をあずかります。
荷物をあずかります。

「お+名詞」で、相手に尊重する気持ちが伝わって、失礼がない言い方になりました!

「お+イ形容詞」のパターン

イ形容詞にも「お」をつけて、尊敬語にすることができます。「忙しい」「若い」「優しい」は、相手に関することです。

▪まる先生は、忙しいです。 
→まる先生は忙しいです

若いとき、よく運動をしましたか。
若いとき、よく運動をしましたか。

優しいお母さんですね。
優しいお母様ですね。

うらやましい」といった尊敬語があります。会話中に相手や話題の人物にに「うらやましい」という感情を持った場合に使います。私の感情が相手を高める働きをします。
例)(田中さんが、有名なスポーツ選手と結婚した)田中さんが、おうらやましです。

また、「辛い」「寂しい」「悲しい」といったイ形容詞は、私が相手の感情を察し表現する場合に使います。
例)ご主人様に突然に先立たれ、奥様がどんなにお辛いことか、心中お察しいたします。

「お+ナ形容詞」のパターン

ナ形容詞にも、「お」をつけて、尊敬語にすることができます。「元気」「好き」「暇」も、相手に関することです。

元気ですか。
元気ですか。

▪ミラーさんは日本食が好きです。
→ミラーさんは日本食が好きです。

▪明日はですか。
→明日はですか。

「お+動詞」決まった形の3パターン

相手のする行動に「お」をつけることで、尊敬の意味をもつようになります。
動詞に「お」をつける場合は、決まった形を使います。よく使う3つの形を紹介します。

① 「お+ます形+になります(なさいます)」

「お+ます形+になります(なさいます)」にして、尊敬語にします。

・先生が話します
→先生がお話しになります。※ はなしますの「はなし」がます形

・社長が書きました。※ かきますの「かき」がます形
→先生がお書きになりました

・どこで読みましたか。※ よみますの「よみ」がます形
→どこ(どちら)で読みになりましたか

例)

1グループ動詞辞書形1グループ動詞のます形「お+ます形+になります」
「お+ます形+なさいます」
話すはなしますお+はなし+になります
書くかきますお+かき+になります
読むよみますお+よみ+になります
休むやすみますお+やすみ+になります
聞くききますお+きき+になります
働くはたらきますお+はたらき+になります
座るすわりますお+すわり+になります
作るつくりますお+つくり+になります
待つまちますお+まち+になります
買うかいますお+かい+になります
2グループ動詞辞書形2グループ動詞のます形「お+ます形+になります」
「お+ます形+なさいます」
調べるしらべますお+しらべ+になります
描けるかけますお+かけ+になります
始めるはじめますお+はじめ+になります
入れますいれますお+いれ+になります
見せますみせますお+みせ+になります
起きますおきますお+おき+になります
3グループ動詞辞書形「お+漢字2字+になります/なさいます」
電話するお+電話+なさいます
返事するお+返事+なさいます
食事するお+食事+なさいます

3グループ動詞は、基本的に「ご+漢語(かんご)2字+になります/なさいます」とを使います。上の3グループ動詞は、例外の紹介です。

メモ①:「お+ます形+になります」と「お+ます形+なさいます」は、どちらを使っても同じ意味です。3グルールの動詞には、「お+ます形+なさいます」を使う方が使いやすいです。
メモ②:「みます」「います」「きます」のように「ます」の前が、一文字もときは、
「お+ます形+になります」と「お+ます形+なさいます」が、使えません。特別尊敬語を使います。

② お+ます形+ください

「~てください」を丁寧にした形です。相手に何かを「~してください」とお願いしたり、丁寧に指示したりする場面で使います。

「~てください」よりも丁寧で、相手への敬意(けいい)が強くなります。ホテルのフロントやお店などで、お客様に何かの案内をするときにもよく使います。

・部屋のWIFIを使ってください。※使いますの「使い」がます形
→お部屋のWIFIをお使いください

・ゴミはゴミ箱に捨ててください。※捨てますの「捨て」がます形
→ゴミはゴミ箱にお捨てください

・ここにお金を入れてください。※入れますの「入れ」がます形
→ここにお金をお入れください

楽しんでください。※楽しみますの「楽しみ」がます形
お楽しみください

お+ます形+ください

③ お+ます形+です

「お+ます形+です」は、「~ています」を丁寧にした形です。この形は、相手の今の状況や、行動を丁寧にいうときに使います。「~ています」より敬意(けいい)が強くなります。

ただ、「~ています」の全てに使うわけではありません。よく使う表現に限られています。

・何を、読んでいますか
→ 何を、お読みですか。

・どこのホテルに、泊まっていますか
→ どちらのホテルに、お泊りですか。

・お客様が、待っています
→ お客様が、お待ちで

・今、パスポートを持っていますか
→ 今、パスポートをお持ちですか

・受付は、済んでいますか。
→ 受付は、お済ですか

動詞の敬語「よくある間違い」

動詞の敬語を使うときの「よくある間違い」を紹介します。例えば、「行きます」の場合に「お行きになります」とすることがあります。

この場合、「行きます」には特別な尊敬語「いらっしゃる」があるので、「いらっしゃる」を使います。「お行きになります」は使いません。

「見ます」も「お見になります」と使わずに、特別な尊敬語「ご覧になります」を使いましょう。

動詞の尊敬語の形には、尊敬語動詞(れる/られる)と、「お+ます形+になります(なさいます)」と、特別尊敬語が、あります。この中で、特別尊敬語が、一番敬意(けいい)が高いです。

📝 学習チェック

中級学習者向けに、「尊敬語の『お』」の使い方を復習できる練習問題を用意しました。印刷して使うこともできます。

まとめ

今回は尊敬語の「お」について勉強しました。「お」は、つけ方も意味もいろいろあって、複雑です。

日本でショッピングなどをするときに、たくさん尊敬語を聞きましょう!体で覚えるが、一番いい方法です!!

🌸こちらは【敬語の基礎】日本語の「お」がつく言葉と、つかない言葉シリーズ①つづきです。ぜひ、合わせてご覧ください~。

【日本語「お」がつく言葉と、つかない言葉。必見!】

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