どうして日本人にうまく通じないの?

日本語式アルファベット読みのコツ 日本語勉強
日本語式アルファベット読みのコツ

日本人とメールアドレスの交換をしたことがありますか。したことがある人なら、今から私が話すことに共感できると思います。

メールアドレス以外にも、商品名や登録番号にアルファベットが入っている場合がありますが、そのアルファベットがなかなか通じません。

日本人にアルファベットが、うまく伝わらない理由が2つあります。1つはみなさんが既に知っていることなんですが、もう1つの理由はあまり知られていません。

それで、今日は日本人とのメール交換がうまくいく「コツ」をお伝えします。この「コツ」を知ることで、何でもないことが何でもなく終わります。この「コツ」を知らないと、何でもないことに時間がかかります。

なんだアルファベットなんて、と思わずに最後まで読んでみてください~。けっこう、役立ちますよ。

日本人にがうまく伝わらない理由

理由その1
『日本人の発音が、日本式であること』
理由その2
日本語には「拍」がある。アルファベットには決まった「拍」がある。

私が考える理由は以上の2つです。今日はこの理由の「その2」について、ご紹介します。

アルファベットの『拍』

日本語は、1文字1拍という決まりがあります。なので、「じょし / 女子」といえば、「じょ」と「し」で2拍です。「じょうし / 上司」といえば、「じょ」と「う」と「し」で3拍です。

先日、「会社のじょしが、パワハラがすごくて…」という話しを聞きましたが、女子と上司とどっちのことかな????と思いながら聞いていました。

日本語は「拍」がとても重要です!!「拍」で意味がちがったり、正しく伝わらなかったりします。
自然な日本語が話せるようになりたいと学生がよく言いますが、拍が正しくできていると自然な日本語になりやすいです。

アルファベットの拍に関しては、2拍もしくは3拍もしくは4拍です。

■日本語アルファベットの拍一覧■

Aエー2拍
Bビー
Cシー
Dディー
Eイー
Fエフ
Gジー
Hエイチ3拍
Iアイ2拍
Jジェー
Kケー
Lエル
Mエム
Nエヌ
Oオー
Pピー
Qキュー
Rアール3泊
Sエス2拍
Tティー
Uユー
Vブイ
Wダブル
ダブリュ
3泊
Xエックス4拍
Yワイ2拍
Zジェット4拍
日本語式アルファベット読み

日本人にE-mailを伝えるときの「@」「.」

メール住所を伝えるときに、この2拍・3拍・4拍を守って伝えてみてください。「@」はアットマークといいます。「・」は、ドットといいます。

例)abcd2023@gmail.comは、「エービーシーディー アットマーク gmail ドット com」と伝えれば完璧です。

「アットマーク」は6拍で、「ドット」は3拍です。一度ゆっくり丁寧にメールアドレスを伝えてみてください。

職場で商品番号を伝えるときも、この要領は同じです。会社名が「株式会社JJU」の場合も「JJU」は6拍です。3拍で言うと、「え??」みたいな反応が返ってくる可能性があります。

みなさんがよく知っている「JR」ですが、日本人は5拍で発音しています。これを3拍で発音されると、日本人が聞き取れないことがあります。

私は、韓国で日本式にメールアドレスを伝えて、本当によく通じませんでした。何回も聞き直されて、本当に気まずい思いをたくさんしました。特に「R」を「アール」と発音すると絶対に通じません。

このブログを読んでいる日本人の方がいらしゃいましたら、韓国では韓国式に伝えるようにしましょう。絶対に通じやすくなります。韓国語はたぶんですが、1拍もしくは2拍で発音すると思います。

日本人に電話番号・番号・その他もろもろの番後をうまく伝えるコツ

数字も、アルファベットと同じ要領です。
■数字の読み■

0ゼロ2拍
1イチ
2ニー
3サン
4ヨン
シー
5ゴー
6ロク
7ナナ
シチ
8ハチ
9キュー
10ジュー
数字の拍

電話番号を伝えるときも同じ要領です。
010-1234-5678の場合、ゼロイチイチニーサンヨンゴーロクナナハチと読みます。
アルファベットと数字がいっしょになった番号なども同じ要領で拍を守ると、うまくいきます。

まとめ

今日はアルファベットの読みと数字の読みをご紹介しました。私と同じような経験をした方もいらっしゃたと思います。難しい表現で意思の疎通ができないのはともかくとして、簡単なことで伝達がうまくいかないと困りますよね。

日本で働く外国人の方のサポートをしていると、けっこう些細なことでSkillupできることがたくさんあります。今日はその中の1つをご紹介しました。ぜひ、実践してみてください。どうしても自信のない方は、お問い合わせからご連絡ください。ZOOMでFreeでご指導いたします。

もう少し日本語の「拍」をご紹介したかったのですが、また次回にします。では、しごとの日本語のスキルUP頑張ってください!!

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